京急電鉄と横浜マリノス、一般社団法人F・マリノススポーツクラブ、神奈川県横須賀市は5月30日、ラッピング列車「F・マリノススポーツパーク号」を6月5日から運行すると発表した。Jリーグ「横浜F・マリノス」の横須賀市内に整備された練習場がグランドオープンするのにあわせて実施するもの。京急久里浜駅の装飾も行う。
「F・マリノススポーツパーク号」は、2100形電車のうち車体が青い第2133編成「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」(8両)を使用。ヘッドマークを掲出するなど車体を装飾するほか、車内もマリノス選手の写真をデザインした中づり広告で装飾する。運行期間は6月5日~8月6日の予定。運行情報は京急電鉄のウェブサイトで案内する。
練習場の最寄駅になる京急久里浜駅も6月5日から装飾。改札口付近や柱、階段や床に、マリノスのシンボルカラー(赤・白・青のトリコロール)をあしらった装飾を実施する。下り線ホームの駅名標はマリノスのキャラクター「マリン」にちなみ、1カ所だけ「京急くりはマリン駅」に変更する。駅名標の変更は8月6日までの期間限定だが、それ以外の装飾は通年実施になる。
このほか、京急電鉄とマリノスのコラボグッズが販売される予定だ。
練習場の正式名称は「 F・Marinos Sports Park ~Tricolore Base Kurihama~」(F・マリノススポーツパーク)。横須賀市の久里浜1丁目公園(旧・くりはまみんなの公園)の敷地を活用して2019年から整備に着手し、今年2023年1月に一部施設の使用を開始した。6月にグランドオープンする。
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