東京メトロは2月4日、線路設備モニタリング装置を搭載した車両を東西線に導入すると発表した。車両の名称を「ぱとれーる」とし、来年度2026年度下期から営業運転を開始する予定。「ぱとれーる」シンボルキャラクターのデザインを一般から募集する。

シンボルキャラクターの募集期間は3月27日まで。東京メトロが開設した応募フォームで受け付けている。最優秀作品賞1点と優秀作品賞2点を選定し、このうち最優秀作品賞をシンボルキャラクターとして採用。モニタリング装置を搭載した車両の車体に掲出するほか、広報活動などで活用する。

線路設備モニタリング装置は線路の状態を計測し、データを記録する装置。収集したデータを活用してトラブルの兆候を早期に発見し、安全性の向上を図る。営業用の車両に搭載することで営業列車として走りながらデータの計測・記録を常時行うため、従来の徒歩による巡回に比べ効率が向上し、人手不足対策としても効果がある。
JR東日本や東京メトロなどは、営業用車両による線路の状態監視に共同で取り組んでいる。東京メトロの場合、現在は相互直通運転により東京メトロ線に乗り入れてくる他社のモニタリング装置搭載車両で計測・記録を行っているが、東京メトロも独自に搭載車両を導入することにした。

東京メトロはモニタリング装置搭載車両の名称やシンボルキャラクターを制定することについて「多くのお客様に鉄道の安全を支える取り組みをより身近に感じていただく」のが目的としている。
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