JR九州は昨年2024年12月26日、日田彦山線の一部区間について第1種鉄道事業の廃止を国土交通大臣に届け出た。すでにバス高速輸送システム(BRT)への転換が完了しており、営業上の変更はない。

鉄道事業が廃止されるのは日田彦山線・添田~夜明(福岡県・大分県)の29.2km。この区間は2017年の九州北部豪雨で路盤が流出するなど甚大な被害が発生して不通になった。JR九州は鉄道を廃止してBRTに転換することを計画。2023年8月、不通区間を含む添田~日田で日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)の運行を開始した。
鉄道事業の廃止予定日は来年2027年3月31日。すでにBRTが「鉄道の代替交通として一定程度定着」(九州運輸局)していることから、廃止日が繰り上げられる可能性もありそうだ。

JR九州は「今回の手続きは、鉄道事業法第28条の2に基づく鉄道事業の廃止の手続きであり、BRTひこぼしラインの運行ダイヤ、運賃、サービス内容等に一切の変更はございません」としている。
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