鉄道・運輸機構とJR九州は3月20日、西九州新幹線の大村車両基地(長崎県大村市)を一般公開する。開催時間は10~16時。
開業準備が進む車両基地に入れるほか、基地内に留置されている西九州新幹線「かもめ」の車両(N700S)を車内も含め見学できる。会場に駐車場はなく、JR大村線の大村駅から大村車両基地まで参加者向けの専用バスが運転される。
事前応募制で、募集人数は2600人の予定。JR九州ウェブサイトの特設ページから応募できる。募集期間は2月14日10時までで、応募者多数の場合は抽選。結果は2月21日以降、メールで通知される予定だ。基地内の混雑を避けるため、当選通知の際に入場時間が指定される。
大村車両基地は今年2022年秋頃に開業予定の西九州新幹線の車両基地。新大村駅から北へ約2kmの地点に建設された。敷地面積は10万9000平方mで、長さは約1km。幅は最大で約170mだ。留置線2本と検査線3本などが設けられている。
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