西九州新幹線・新大村駅の自由通路「大村みらい通り」に 東西出入口にも愛称



九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)の新大村駅(長崎県大村市)に設置される自由通路について、大村市は7月5日、名称を「大村みらい通り」に決めたと発表した。出入口も東口側は「さくら口」、西口側は「さざなみ口」という愛称が付く。

新大村駅の自由通路「大村みらい通り」のイメージ。地下に設けられる。【画像:大村市】

自由通路は延長66.4mの地下通路で、大村駅の東西を結ぶ。地下通路部分の有効幅は4m、有効高さは2.5m。地上と通路をつなぐエレベーター(11人乗り)も設置される。

同市の駅名等検討委員会が各3案の名称を提案。市内の中学生を対象にした投票により決まった。このほか、新大村駅前の市有地を開発する事業者の公募を6月14日から始めており、来年2022年1月頃には優先交渉権者が決定する予定だ。

新大村駅(新幹線側)のイメージ。【画像:大村市】

新大村駅は武雄温泉~長崎間で建設中の西九州新幹線(2022年秋頃開業予定)に設けられる駅。同駅に隣接するJR九州の在来線(大村線)の線路にも同名の駅が新設され、新幹線と在来線の併設駅になる。

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