JR東海は12月12日、来年2026年3月14日にダイヤ改正を実施すると発表した。東海道新幹線では「のぞみ」の1時間あたり最大本数を13本に増強。上りは品川行きの臨時列車が設定される。

「のぞみ」が1時間あたりで13本になる時間帯は、下りが東京発で7~10時台。上りは新大阪発で14~17時台になる。いずれも臨時列車を含む最大本数だ。このうち新大阪17時36分発の上り臨時「のぞみ」は一部の日に品川行きで運行される。

また、博多19時18分発→新大阪21時45分発→品川23時59分着の臨時「のぞみ206号」を新設。博多発で東京方面に向かう最終「のぞみ」としては、定期列車で最終の東京行き「のぞみ64号」より18分遅い発車になるほか、新大阪駅と名古屋駅でも21分遅い発車になる。また、九州新幹線から「のぞみ206号」に乗り継ぐ場合は熊本発が18時41分で、定期列車の最終乗り継ぎより37分遅くなる。
新幹線は原則として0~6時を保守作業時間帯としており、営業列車は運行できない。東京駅まで走らず品川駅に0時直前に到着するダイヤを組むことで、実質的に最終列車を繰り下げる形だ。

このほか、早朝・深夜時間帯の「のぞみ」「こだま」の利便性を向上。京都始発の上り臨時「のぞみ548号」(京都6時03分発→東京8時12分着)や岐阜羽島始発の上り臨時「こだま800号」(岐阜羽島6時30分発→東京9時30分着)、広島行き最終の下り臨時「のぞみ215号」(東京20時09分発→広島23時59分着)などを設定する。名古屋始発は6時28分発の臨時「のぞみ」を定期列車に変更する。
東海道新幹線の品川駅は2003年に開業。この駅で列車を折り返すことにより車両基地を出入りする回送列車との競合をなくし、輸送力の増強を図るのが目的だった。しかし所定ダイヤでは2007年に品川発の「のぞみ」1本が設定されただけで、品川行きの列車はこれまで設定されていなかった。
《関連記事》
・JRグループ2026年春のダイヤ改正「3月14日」に おもな内容まとめ
・寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」ダイヤ改正で下り時刻繰り上げ 作業時間を確保
・静岡空港駅:東海道新幹線・静岡~掛川(未来鉄道データベース)
