JR西日本は9月11日、山陽新幹線に導入する8両編成のN700系電車について、営業運転の開始日を10月1日に決めたと発表した。これにより500系電車の引退が加速する。

8両化したN700系の座席は1~3・8号車が横1列2+3席。このうち7号車は車椅子対応座席や車椅子スペースを設ける。4~6号車は横1列2+2席になる。

8両編成のN700系は、N700S電車の導入により余剰となった16両編成のN700Aタイプの電車を短縮改造したもの。第1編成は10月1日に営業運転を開始する予定だが、JR西日本は車両運用の都合上、10月1日以前に営業運転を開始する可能性もあるとしている。
第2編成以降も改造工事の完了後、順次営業運転を開始する予定。これにより500系電車の引退が本格的に始まり、2027年をめどに営業運転を終了する予定だ。

500系は1996~1997年に144両(16両9編成)が製造され、おもに東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」で運用。2008年以降はN700系の導入に伴い64両(8両8編成)に減車、短縮され、おもに山陽新幹線の「こだま」で運用されるようになった。2022年には老朽化のため16両(8両2編成)が引退している。
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・東九州新幹線:福岡~鹿児島(未来鉄道データベース)
