ドイツ鉄道(DB)などは7月7日、チェコとデンマークを結ぶ直通列車を運行すると発表した。DBとチェコ鉄道(ČD)、デンマーク国鉄(DSB)が連携。チェコの首都プラハからドイツの首都ベルリンを経由し、デンマークの首都コペンハーゲンを結ぶ。来年2026年5月1日から運行を開始する予定。

運行本数は1日2便。夏季の3カ月間は夜行列車も運行する。車両はČDが保有する最高速度230km/hの新型客車「コンフォートジェット」を使用。定員は555人で、このうち99人が1等席だ。食堂設備や自転車搭載スペースを設けるほか、Wi-Fiや子供向け映画サービスも提供する。プラハ~ハンブルクはČDの機関車が牽引。ハンブルク~コペンハーゲンはDSBの機関車が牽引する。
停車駅はチェコ国内がプラハ本駅とプラハ・ホレショビツェ駅、ウースティー・ナト・ラベム本駅、ディチン本駅。ドイツ国内はバート・シャンダウ駅とドレスデン中央駅、ドレスデン=ノイシュタット駅、ベルリン=ズュートクロイツ駅、ベルリン中央駅、ハンブルク中央駅、ハンブルク=ダムトーア駅、ハンブルク=アルトナ駅、シュレースヴィヒ駅に停車する。デンマーク国内の停車駅は、パドボルグ駅とコリング駅、オーデンセ駅、リングステッド駅、コペンハーゲン中央駅。

走行距離は1000kmほどで、所要時間はプラハ~コペンハーゲンが11時間。ベルリン~コペンハーゲンは7時間で結ぶ。移動時間が4時間を超えると鉄道より飛行機が優位になるといわれているが、DBの担当役員は「国際長距離輸送で4時間を超える移動時間は客から大変な好評をいただいている。高まる需要に応えるため、魅力的なサービスをさらに提供する。国際長距離輸送における当社の成長戦略は成果を上げている」とアピールしている。
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