東武鉄道の特急が減便 「けごん」「きぬ」や「りょうもう」など1日あたり計30本以上



東武鉄道は4月25日から当面のあいだ、特急列車を一部運休する。新型コロナウイルスの感染拡大防止や利用状況などを受けたもの。

東武日光線方面の特急「けごん」などで使われている100系特急型電車「スペーシア」。【撮影:草町義和】

1日の運休本数は、東武日光線方面の「けごん」「きぬ」「きりふり」「しもつけ」「スカイツリーライナー」が上下計15本(土曜・休日は22本)。東武伊勢崎線方面の特急「りょうもう」は上下計16本が運休する。

平日は31本、土曜・休日は38本が運休することになる。東武鉄道は朝や夕方の通勤利用を考慮し、日中を中心に観光利用が多い特急列車の一部を運休の対象にしたとしている。

東武鬼怒川線の「SL大樹」は新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、4月11日から運休中。運休期間は従来と同じ5月5日までとしているが、これ以降の運転については別途案内するとしており、運休期間が今後延長される可能性もありそうだ。