東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」2020年6月6日開業へ 銀座線に乗換え可能



都市再生機構(UR都市機構)と東京地下鉄(東京メトロ)は11月11日、日比谷線の霞ケ関~神谷町間で工事中の新駅「虎ノ門ヒルズ」について、2020年6月6日に開業すると発表した。

虎ノ門ヒルズ駅のホームのイメージ。【画像:東京メトロ】

虎ノ門ヒルズ駅は、国道1号と環状第2号線の交差点付近に設けられる新駅。日比谷線の全線開業(1964年)後に新駅が追加で設置されるのは、これが初めてになる。

地下1階に2面2線の相対式ホームを設置。各ホームに地上への出入口を1カ所設ける。また、中目黒方面行きホームにつながる地下歩行者通路で周辺の再開発ビルやバスターミナルに接続。銀座線の虎ノ門駅との乗り換えも可能にする。最終的な完成時には、虎ノ門ヒルズ駅と虎ノ門駅の乗り換え距離が約435mになり、徒歩7分で結ばれる。

虎ノ門ヒルズ駅の駅名標のイメージ。【画像:東京メトロ】

虎ノ門ヒルズ駅の開業にあわせ、日比谷線の駅番号も変更される。中目黒駅(H01)から神谷町駅(H05)までは現在と同じだが、新設される虎ノ門ヒルズ駅は「H06」に。その先の駅は現在の番号から一つ繰り下がり、霞ケ関駅は「H07」、北千住駅は「H22」になる。

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