関西空港アクセス特急「はるか」4月24日から定期列車が一部運休 1日32本に



JR西日本は4月20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関西国際空港(関西空港)アクセス特急の「はるか」について、4月24日から一部の定期列車を運休すると発表した。

JR西日本の関西空港アクセス特急「はるか」。【撮影:草町義和】

4月24日から運休する「はるか」の1日の本数は上下計28本。「はるか」はこれまで1日あたり60本運転されていたが、4月24日以降は1日32本になる。運休期間は「当面の間」としており、再開時期のめどは立っていない。

「はるか」は1995年の運転開始以降、同列車用に製造された281系特急型電車で運転されてきた。近年は訪日外国人観光客の増加で「はるか」の利用者も増えたことから、全列車を9両編成にすることが計画され、JR西日本は増結用の車両として271系特急型電車を導入。今年2020年3月14日のダイヤ改正から使用を開始した。

しかし、新型コロナウイルスの影響で利用者が減っていることから、4月以降は全列車が増結なしの6両編成に。271系はほとんど使われていない。