小田急藤沢駅「2階改札口」使用開始日が決定 他社線との乗り換えを改善



神奈川県藤沢市と小田急電鉄の2者は12月23日、小田急電鉄の藤沢駅に整備した2階改札口を来年2026年1月24日の始発から使用を開始すると発表した。2者が進めている同駅の改良工事が一部完成したことによるもの。他社線への乗り換えを改善する。

第1期工事完成後の藤沢駅のイメージ。【画像:藤沢市・小田急電鉄】

2026年1月24日に使用を開始するのは小田急線の2階改札口。改札の通路数は8通路で、小田急江ノ島線ホームとは階段で結ばれる。これに伴い、1階改札口は通路数が現在の12通路から4通路に縮小される。

一方、藤沢駅ホーム中ほどの跨線橋上にある小田急線とJR線の連絡改札口は、3月14日から交通系ICカード専用に変更。切符や磁気定期券は利用できなくなる。小田急電鉄は切符や磁気定期券で小田急線とJR線の乗り換える場合、2階改札口を利用するよう案内している。

2階改札口の使用開始により、小田急江ノ島線とJR東海道線、江ノ島電鉄線の3線の乗り換えが同一フロアで可能になる。2者は「自由通路内での歩行者動線の交錯が緩和され、利便性、安全性の向上が図られることが期待されます」としている。

2026年1月に使用開始する部分と2027年3月までに使用開始予定の部分。【画像:藤沢市・小田急電鉄】

2者は2期に分けて小田急の藤沢駅を改良することを計画。第1期の工事協定を2023年6月に締結し、工事を進めている。第1期では小田急江ノ島線のホーム上に橋上駅舎を整備。橋上駅舎の改札と南北自由通路を接続する。駅コンコース内にはエレベーター2基とエスカレーター4基を設ける計画だ。

2者は今後、2階改札口とホームをつなぐエスカレーター・エレベーターを2027年3月までに使用開始。2028年3月末までに第1期の工事を完成させることを目指す。

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