JR九州のタッチ決済「本格導入」福岡エリア92駅に拡大、サービス終了のエリアも



JR九州などは12月12日、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを本格導入すると発表した。これに伴いサービスエリアも変更する。JRグループの旅客6社でタッチ決済の乗車サービスを本格導入するのは初めて。

新たにタッチ決済に対応する若松線。【撮影:草町義和】

JR九州は現在、福岡(鹿児島本線・門司港~久留米と香椎線の海ノ中道駅)・鹿児島(指宿枕崎線・鹿児島中央~指宿)・大分(日豊本線・別府~大分と久大本線・大分~由布院)の3エリア84駅でタッチ決済による乗車サービスの実証実験を行っている。

まず来年2026年4月1日、実証実験から本格導入に移行。サービス範囲は福岡エリアの鹿児島本線・門司港~久留米と香椎線の海ノ中道駅とし、鹿児島エリアと大分エリアは本格導入に移行せずサービスを終了する。2026年秋ごろには、福岡エリアのタッチ決済対応駅を拡大。新たに福北ゆたか線・折尾~博多と若松線・若松~折尾を追加するほか香椎線も西戸崎~宇美の全駅に拡大し、合計92駅でタッチ決済に対応する。

本格導入後のタッチ決済対応エリア(2026年秋ごろ以降)。【画像:JR九州・三井住友カード・JCB・日本信号・QUADRAC】

JR九州は鹿児島・大分エリアについて「福岡エリアと比較して一定の利用にとどまった」とし、実証実験をもってサービスを終了。鹿児島・大分エリアで使用したタッチ決済の機器類は「他の地区へ転配して使用する」としている。

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