JR北海道の多目的車「はまなす」編成、デビュー前に小樽駅で一般公開 車内も見学可能



JR北海道は9月26日、多目的車両キハ261系5000番台気動車「はまなす」編成の一般公開を小樽駅で実施する。

9月26日に小樽駅で一般公開される「はまなす」編成。【画像:JR北海道】

当日は11時から12時まで、小樽駅の2番線ホームに「はまなす」編成を留置する予定。車内のフリースペース「はまなすラウンジ」と普通車を見学できるようにする。駅構内での公開になるため、見学には入場券か、小樽駅で有効な乗車券類が必要。見学者が多い場合は整理券を配布して入場を制限する場合もある。

キハ261系5000番台は、特急型気動車のキハ261系をベースにした多目的車両。観光列車のほか、一般の特急列車でも使用できるようにしている。10両(5両編成2本)の製造が計画され、それぞれ「はまなす」編成と「ラベンダー」編成を名乗る。

「はまなす」編成のフリースペース車「はまなすラウンジ」。【画像:JR北海道】
「はまなす」編成の普通車。【画像:JR北海道】

このうち「はなます」編成がこのほど完成し、10月17日に旅行商品向けの団体列車「北海道鉄道140年記念号」でデビューする予定。10月24日以降は定期運転の特急「オホーツク」「大雪」「おおぞら」「北斗」「宗谷」「サロベツ」での運用が計画されている。