名鉄ミュースカイ「反転車」登場 白が青、青が白「三角地帯」で撮影のツアーも



名鉄は5月23日、全車特別車の中部空港アクセス列車で運用している2000系電車「ミュースカイ」について、塗装を「反転」させた車両を6月から運用すると発表した。同社の創業130周年企画の一環。

名鉄の2000系「ミュースカイ」。【画像:taso583/写真AC】

2000系の側面は白をベースにドア部が青で塗られている。この企画では4両編成1本の塗装の配色を通常とは逆にし、青をベースにドア部を白で塗装する。

通常の営業運行は6月30日に開始の予定。これに先立つ6月29日には、名鉄と名鉄観光サービスが「名鉄創業130周年記念 反転塗装ミュースカイお披露目の旅」と題したツアーを開催する。

「反転塗装」の2000系のイメージ。【画像:名鉄】

ツアーは本宿駅から反転塗装の2000系に乗車。西枇杷島駅構内のいわゆる「三角地帯」で降車し、列車の撮影などを行う。旅行代金は1万9800円。5月28日10時から名鉄観光サービスのウェブサイトなどで申込を受け付ける。このほか、三角地帯での撮影会のみ参加できるプランも発売予定だ。

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