西武鉄道「運賃改定日」決定 大手私鉄初「こども全線定期券」の発売も



西武鉄道は11月26日、運賃改定を来年2026年3月14日に実施すると発表した。普通旅客運賃や通勤定期旅客運賃を値上げしつつ、子供運賃の均一化と子供用の全線定期券の発売など家計負担に配慮した施策を同時に実施する。

西武線の列車。【画像:PhotoNetwork/写真AC】

普通旅客運賃の初乗り(4kmまで)は、ICカード・実質ベースで現行157円のところ12円値上げの169円。定期旅客運賃は通勤定期を普通旅客運賃の値上げ幅にあわせて改定するが、通学定期は家計負担に配慮して現行額を据え置く。

このほか、子供運賃に均一制を導入。普通旅客運賃はICカードを利用する場合に限り1乗車50円均一にする。区間を設定して発売する子供用の定期券は、紙の切符(磁気式)・ICカードともに通学・1カ月の場合で500円均一。通学用ではない定期券の場合は1カ月で1000円均一だ。

また、ICカード「PASMO」の子供用に限定して「こども全線定期券」を発売。発売額は1カ月1000円で、西武線の全線を自由に乗り降りできる。西武鉄道は子供用ICカード限定の全線フリー定期券の導入は大手私鉄では初めてとしている。

「こども全線定期券」のロゴマーク。【画像:西武鉄道】

西武鉄道は今年2025年3月、国土交通大臣に鉄道旅客運賃の上限変更認可を申請。7月に認可された。この時点で運賃改定時期は2026年3月としていたが、具体的な日付はこれまで明らかにしていなかった。

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