デンマーク~ドイツ結ぶ国際列車「タルゴ230」運行始まる 将来は所要時間が半分に



デンマークの首都コペンハーゲンとドイツの都市ハンブルクを結ぶ欧州国際列車「ユーロシティ」で11月3日、新型車両の運用が始まった。

DSBが導入した「タルゴ230」。【画像:タルゴ社】

新型車両はデンマーク国鉄(DSB)の車両で、スペインの鉄道車両メーカー「タルゴ社」が開発、製造したタルゴ230。定員は従来の車両(1編成136席)に比べ3倍の492席とし、輸送力を強化した。設計最高速度は230km/hで、営業最高速度は200km/h。2024年1月時点では同年秋の営業運転開始が予定されていたが、1年遅れになった。

コペンハーゲン~ハンブルクを約5時間で結ぶ。列車番号と運行区間、時刻は、EC397列車:コペンハーゲン中央14時11分発→ハンブルク中央19時02分着と、EC396列車:ハンブルク中央10時53分発→コペンハーゲン中央15時50分着。将来的には現在工事中の海底トンネル(フェールマン・ベルトトンネル)経由の運行に変わり、所要時間は半分に短縮される見込みだ。

現地回送時のタルゴ230。【画像:タルゴ社】

タルゴ230は2022年にエジプトで運行開始。ドイツ鉄道(DB)も導入し、今年2025年12月から高速列車「ICE L」で運用される予定だ。

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