札幌~網走「7時間」新観光列車の行程や価格など発表 富良野線や釧網本線でも運行



JR北海道は9月18日、新しい観光列車「赤い星」「青い星」の2026年から2027年度にかけての行程や販売価格などの概要を発表した。「赤い星」編成は来年2027年2月から函館本背・石北本線の札幌~網走や釧網本線の釧路~知床斜里で運行。2027年6月からは「青い星」編成が富良野線の旭川~富良野や釧網本線の網走~知床斜里で運行される。

各行程の概要は次の通り。

「赤い星」(札幌~網走)

「赤い星」編成のイメージ。【画像:JR北海道】

2027年2~3月と2028年1~3月に運行の予定。1日片道1本とし、まず札幌駅から網走駅まで7時間かけて運行し、翌日に網走駅から札幌駅に戻る。運行時刻は札幌9時00分ごろ発→網走16時00分ごろ着と、網走10時00分ごろ発→札幌17時00分ごろ着。

途中停車駅は検討中で、札幌発と釧路発で停車駅が一部異なる予定だ。札幌発と網走発のどちらもランチタイムと2号車ラウンジカーイベント(有料)が設定される。

「赤い星」(札幌~網走)の行程のイメージ。【画像:JR北海道】

乗車とランチがセットになったプランの販売価格は片道3万~4万円台の予定。JR北海道のウェブサイト上で販売する。乗車のみの一般販売枠は約15席で、販売価格は片道2万~3万円台の予定。全国の駅のみどりの窓口や指定席券売機などで販売する。

「赤い星」(釧路~知床斜里)

2027年4~7月に1日1往復する予定。運行時刻は釧路10時00分ごろ発→知床斜里14時00分ごろ着と知床斜里14時30分ごろ発→釧路18時30分ごろ着になる。

釧路発は散策タイムとして釧路湿原駅で60分ほど停車。ランチタイムと2号車ラウンジカーイベント(有料)を設定する。知床斜里発も散策タイムとして川湯温泉駅で40分ほど停車。2号車ラウンジカーイベント(有料)とスイーツタイムを設ける。いずれも散策タイム以外の途中停車駅は検討中だ。

「赤い星」(釧路~知床斜里)の行程のイメージ。【画像:JR北海道】

販売価格は乗車とランチまたはスイーツのセットで片道2万~3万円台を予定。JR北海道ウェブサイト上で販売する。一般販売枠は約15席で1万~2万円台の予定だ。

「赤い星」(道内クルーズ)

2027年7~11月に旅行会社主催の貸切列車として運行する計画。運行区間や時刻、販売時期、販売方法などは主催する旅行会社が決める。

「青い星」(旭川~富良野)

「青い星」編成のイメージ。【画像:JR北海道】

2027年6~9月に1日2往復する計画。時刻は旭川9時20分ごろ発→富良野10時40分ごろ着、富良野12時00分ごろ発→旭川13時20分ごろ着、旭川13時40分ごろ発→富良野15時00分ごろ着、富良野15時30分ごろ発→旭川17時00分ごろ着になる。途中停車駅は検討中だ。

一般販売のみで販売価格は旭川~富良野の片道で5000円程度の予定。

「青い星」(旭川~富良野)の行程のイメージ。【画像:JR北海道】

「青い星」(網走~知床斜里)

2028年1~3月に1日2往復の運行を予定。時刻は網走10時00分ごろ発→知床斜里11時00分ごろ着、知床斜里11時30分ごろ発→網走12時30分ごろ着、網走13時00分ごろ発→知床斜里14時00分ごろ着、知床斜里14時30分ごろ発→網走15時30分ごろ着になる。

散策タイムとして釧路発は北浜駅に10分ほど停車。知床斜里発は浜小清水駅で20分ほど停車する。これ以外の途中停車駅は検討中だ。

一般販売のみで販売価格は網走~知床斜里の片道で4000円程度の予定。

「青い星」(網走~知床斜里)の行程のイメージ。【画像:JR北海道】
「赤い星」「青い星」の2026~2027年度の運行時期。【画像:JR北海道】

「赤い星」「青い星」はキハ141系気動車のキハ143形を改造した専用車両で運行する新しい観光列車。当初は2026年春から運行の予定だったが改造が難航したため、1年近く延期して2027年2月から運行される。

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