相鉄本線「シールドマシン」2026年度に発進へ 西谷~二俣川の地下トンネルを掘削



相鉄本線・西谷~二俣川の地下化工事で使われるトンネル掘削機械「シールドマシン」が完成した。来年度2026年度からシールドマシンによる掘削が始まる。

完成したシールドマシン。【画像:横浜市・相鉄】

完成したシールドマシンは直径10.71m、長さ10.65m。4月に製作が完了し、工場で動作試験が行われた。今後はシールドマシンをいったん解体してからシールドマシンの発進地点となる立坑(発進立坑)に運び込み、再度組み立てる。

発進立坑は現在、地下化区間の西谷寄りで建設中。来年2026年1月の完成後にシールドマシンの組立を開始し、来年度2026年度から二俣川方面に向けて発進する。1日に6~7mほど進み、2028年度には掘削を完了する予定だ。

2025年7月時点の工事予定。【画像:横浜市・相鉄】

シールドマシンはシールド工法で使われる掘削機械。建設するトンネルとほぼ同じ大きさの円筒状で、前面に設置したカッターを回転させて土砂を削り取る。後方ではトンネル壁面のブロック(セグメント)をはめ込む作業を行い、掘削とトンネルの構築を連続的に行う。

各工区の工事の進展状況。【画像:横浜市・相鉄】

相鉄本線の地下化は横浜市を事業主体とする連続立体交差事業の一環。西谷~二俣川の3.6kmのうち中間の鶴ケ峰駅を含む約2.8kmを地下化し、踏切10カ所を解消する。一部を除きシールド工法で建設する。事業完了は2033年度末の予定。

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