JR東海は7月16日、同社の交通系ICカード「TOICA」について、10月1日から利用エリアを高山本線の高山・飛騨古川方面へ拡大すると発表した。同時に同線の特急「ひだ」でチケットレス乗車サービスを開始する。

高山本線は現在、TOICAを利用できるのは岐阜~美濃太田の区間のみ。美濃太田以北の区間では利用できない。10月1日からは下呂・高山・飛騨古川の3駅に限定してTOICAを導入。普通列車の利用時は、この3駅の相互間か、高山本線・岐阜~美濃太田の各駅と3駅の相互間でTOICAを利用できるようになる。
これに伴い、特急「ひだ」でチケットレス乗車サービスを開始。主要区間の普通車指定席とグリーン車を対象に、JR西日本のネット予約サービス「e5489」で特急券に相当するチケットレス商品を発売する。また、「ひだ」利用時は下呂・高山・飛騨古川の3駅でもTOICAが利用できるように。チケットレス商品とTOICAを併用することで、紙の切符を受け取ることなく「ひだ」を利用できるようになる。TOICA利用時の運賃は「ひだ」運行区間の岐阜経由で計算する。

チケットレス商品は「JR東海チケットレス特急券」に加え、3日前までの購入を条件とした「特急チケットレス早特3」と7日前までの購入が条件の「特急チケットレス早特7」を設定。「JR東海チケットレス特急券」は駅窓口で購入する場合と同額だが、「早特3」「早特7」は割引料金だ。名古屋~高山の片道の場合、発売額は「JR東海チケットレス特急券」(通常期)が2730円。「早特3」は2400円、「早特7」が1800円になる。
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