西鉄は7月11日、今後順次引退する貝塚線の600形電車について、かつて採用していた「アイスグリーン」の塗装を復刻すると発表した。7月19日から運行を開始する。

アイスグリーンの塗装が復刻されるのは600形の2両1編成で606+656編成。7月19日から運行を開始する。車内では600形の誕生から今日に至るまでの軌跡をたどったアーカイブ写真をドア横の4か所に展示する。
復刻塗装車の運行期間は7月19日から2027年8月までの予定。車内のアーカイブ写真展示は来年2026年3月31日まで行われる予定だ。

現在の600形は1962年から1972年にかけ57両が製造され、当初は大牟田線(現在の天神大牟田線)で運用された。特急から普通列車まで運用できる汎用車両として開発され、2~3両編成を基本としつつ状況に応じて4~7両編成でも運用できるようにした。
車体塗装は当初、マルーン・ベージュの2色だった。1978年には改造により自動式方向幕を設置し、ヘッドライトの位置を上部から下部に変更。同時に塗装も変更され、アイスグリーンをベースにボンレッドの帯を配したものになった。1990年には大牟田線から宮地岳線(現在の貝塚線)に順次移り、塗装は現在のオキサイドイエローをベースとしたものに変わっている。

すでに一部の車両が引退しており、現在は16両(2両8編成)が貝塚線で運用されている。西鉄は「老朽化のため全16両が2025年度下期から順次廃車となる予定」としている。
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