JR東海とJR東海物流の2社は6月26日、東海道新幹線の荷物輸送サービス「東海道マッハ便」のサービス内容を拡大すると発表した。現在は「こだま」で荷物輸送を行っているが、7月1日から「のぞみ」「ひかり」でも荷物輸送を実施。サービス対象駅も拡大する。

7月1日以降の各列車種別のサービス対象駅は、「のぞみ」「ひかり」が東京駅と新大阪駅。「こだま」は東京・静岡・三河安城・名古屋・新大阪の各駅だ。「ひかり」は8月以降、静岡・名古屋・京都の各駅でも順次取り扱いを開始する。

「東海道マッハ便」は新幹線車両の業務用室を活用した法人向け即日荷物輸送サービス。2社はサービス内容の拡大により「東海道新幹線区間における荷物輸送の速達性が大きく向上します」としている。
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