JR西日本のSL列車「やまぐち」GW後も運休 観光列車「あめつち」「○○」なども



JR西日本は4月2日、山口線のSL列車「やまぐち」について、5月9日以降も引き続き運休すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のためとしている。

5月のGW以降も運休が決まったSL列車「やまぐち」。【画像:トラスケ/写真AC】

「やまぐち」は国鉄時代の1979年に運転を開始した、山口線・新山口~津和野間のSL列車。原則として毎年春から秋にかけて運転されており、今年2020年は3月20日から11月22日までの土曜・休日を中心とした計76日間、運転することが計画されていた。

JR西日本は3月10日、「やまぐち」を3月29日まで運休すると発表。3月24日にはゴールデンウィークを含む5月6日まで運休期間を延長することを発表していた。今回の発表では運休期間を「当面の間」としており、期限を定めていない。

このほか、観光列車の「○○のはなし」(新下関~東荻間)や「ラ・マル せとうち」(岡山~宇野間)、「ラ・マル しまなみ」(岡山~尾道間)、「ラ・マル ことひら」(岡山~琴平間)、「あめつち」(鳥取~出雲市間)も、期限定めずに当面のあいだ運休するとしている。