西武ドームの脇に「新101系」先頭車を設置 ライオンズ「福岡→埼玉」の頃にデビュー

プロ野球「埼玉西武ライオンズ」を運営する西武ライオンズ社は12月20日、本拠地のメットライフドーム(埼玉県所沢市、西武ドーム)1塁側に設けた「トレイン広場」に、西武鉄道101系電車の先頭車を設置したと発表した。

西武ドーム脇のトレイン広場に設置された新101系のクハ1262。【画像:西武ライオンズ】

設置されたのは、101系のうち後期改良型(新101系)の先頭車で、1980年10月に運転開始したクハ1262。2018年2月からは西武グループの伊豆箱根鉄道の車両と同じ塗装が施され、多摩湖線で運用されていた。デビューから40年が過ぎた今年2020年11月に引退。その後は西武秩父線の横瀬駅に隣接する車両基地(埼玉県横瀬町)で保管されていた。

伊豆箱根鉄道の車両と同じ塗装が施された新101系。【画像:西武ライオンズ】

12月18日の22時45分頃、トレーラーに引かれて横瀬車両基地を出発。道路を約100km走って翌12月19日の3時30分頃、西武ドームに到着した。その後、トレイン広場で先行して整備されていた展示用レールの上に設置された。

横瀬車両基地から西武ドームへ陸送されるクハ1262。【画像:西武ライオンズ】
西武ドームに到着後、クレーンでつり上げられるクハ1262。【画像:西武ライオンズ】

来年2021年1月には、車体にライオンズカラーや公式マスコットのレオ・ライナのイラストをあしらったラッピングを施す。ドーム側は白をベースにレオの横顔をあしらい、反対側はライナのイラストをあしらう。車内にも入れるようにし、運転席のレオ、入口横のライナと一緒に写真撮影を楽しめるようにする。

今後施されるラッピングのイメージ。【画像:西武ライオンズ】

また、車両の上部にスピーカー、広場内に演出用の照明を設置。3月のオープン後、ライオンズの選手がホームランを打った際や勝利したときには、ドーム内の大型ビジョン「Lビジョン」や音響・照明と連動した演出を楽しめるようにする。

トレイン広場の完成イメージ。【画像:西武ライオンズ】

かつての西武グループの中核企業だった国土計画(のちのコクド)は1978年、福岡を本拠地としていたクラウンライターライオンズを買収。翌1979年から埼玉を本拠地とする西武ライオンズ(現在の埼玉西武ライオンズ)として最初のシーズンを迎えた。クハ1262を含む新101系も1979年から製造されている。