西武線の東村山駅「使用開始前の高架ホーム・線路を歩く」切替に先立ちイベント



西武鉄道は6月1日、東村山駅の高架化工事現場で「施設見学会」と題したレールウォークを開催する。新宿線(下り線)の高架線への切替に先立ち、使用開始前のホームや線路を歩くことができる。

現在の東村山駅。線路の上に高架橋が構築された。【撮影:草町義和】

東村山駅構内に整備された高架橋のホームと線路(約500m)を歩く。事業に関するパネル展示や、子供向けの西武鉄道制服の写真撮影会なども行う。参加できるのは工事用昇降階段や段差、砕石の上など歩きにくい場所を歩ける人で小学4年生以上。中学生以下は保護者の同伴が必要だ。

事前応募制で合計400人を募集。9時30分から16時30分にかけ10回(1回40人)に分けて実施する。募集開始は5月2日10時~12日17時で先着順。申し込みは西武鉄道の公式アプリ「西武線アプリ」で受け付ける。

東村山駅の新しい高架ホーム。【画像:西武鉄道】
東村山駅に整備された新しい高架線路。【画像:西武鉄道】
高架駅が姿を現している東村山駅。【撮影:草町義和】

東村山駅付近では新宿線・国分寺線・西武園線の線路を高架化する連続立体交差事業の工事が進められている。6月29日には新宿線の下り線・下りホームが高架化される予定。その後、国分寺線と西武園線の高架化工事が進められ、2028年度末までに工事が完了する見込みだ。

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