西武鉄道「110周年」1日フリーの記念切符発売 専用台紙は大正~現在の資料・写真



西武鉄道は4月15日から「武蔵野鉄道開業110周年記念乗車券」を発売する。現在の西武鉄道が武蔵野鉄道として開業してから110周年になるのを記念するもの。

「武蔵野鉄道開業110周年記念乗車券」(表・裏面)のイメージ。【画像:西武鉄道】

1日フリーの記念乗車券と専用台紙のセットで、記念乗車券は7月31日までのうち最初に改札を受けた日に限り西武線の全線を自由に乗り降りできる。特急列車や有料座席指定列車を利用する場合は別途料金が必要だ。専用台紙は大正時代から現在に至るまでの資料や写真をデザインする。

発売額は1セット1500円で3000セット限定。池袋・練馬・石神井公園駅・所沢の各駅で発売する。

専用台紙(中面)に記念乗車券(右上)をセットしたイメージ。【画像:西武鉄道】

武蔵野鉄道で運用されていた蒸気機関車の4号機(1934年)。【画像:B.Arai】

現在の西武鉄道は1912年に設立。110年前の1915年4月15日、現在の池袋線・池袋~飯能を開業した。1945年に現在の新宿線などを運営していた西武鉄道(旧)を吸収合併して西武農業鉄道に改称。翌1946年に現在の西武鉄道に改称した。

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