大阪メトロは3月11日、「ウォークスルー型顔認証改札サービス」を3月25日から開始すると発表した。切符を見せたりICカードをかざしたりすることなく「顔パス」で改札を通過できる。

大阪メトロの全134駅中130駅に顔認証に対応した自動改札機を設置。ほぼすべての駅で顔認証改札サービスを利用できるが、ニュートラムのポートタウン西・南港東・南港口・平林4駅には顔認証改札機を設置せず、これ以外の駅でも一部の改札は顔認証改札機を設置しない。

利用に際しては、大阪メトロのスマートフォンアプリ「e METRO」で顔画像の登録を行う必要がある。その後、デジタル乗車券を購入し、利用時に顔認証改札の利用設定を行えば顔認証改札機を通過できる。
顔認証改札機に設置されている顔認証用カメラは常時稼働しているが、録画はしていない。カメラで対象者の顔を検知、認識した時点で特徴量データに変換し、認証サーバーにあらかじめ保存されている顔情報と照合する。特徴量データは照合確認後に破棄する。

大阪メトロは2019年から顔認証改札の実証実験を行っていた。同社は大阪・関西万博の開催時には交通系ICカードやQRコードを活用したデジタル乗車券、クレジットカードなどのタッチ決済、顔認証の多様な改札機能がそろうとアピール。「国内外のお客さまの多種多様なニーズにお応えし、より便利で快適な移動の実現を目指します」としている。
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