JR西日本の金沢支社は1月6日、七尾線の観光列車「花嫁のれん」を団体専用臨時列車として3月に運行再開すると発表した。能登半島地震以来、1年2カ月ぶりになる。
まず3月7日、関西発の旅行商品の貸切乗車ツアーとして運行。翌3月8日も上野発の団体臨時列車「つながる北陸 ~開業10周年・1周年~ 号」にあわせた貸切ツアー列車として運行する。
初日の3月7日は運行再開を記念し、金沢駅で関係者による出発式を実施。和倉温泉駅では地域住民によるお出迎えを実施する。「花嫁のれん」を利用する旅行商品は3月7日運行分を日本旅行が販売。3月8日運行分はJR東日本びゅうツーリズム&セールスが販売する。
「花嫁のれん」はIRいしかわ鉄道線・JR七尾線の金沢~和倉温泉を結ぶ能登方面の観光列車。2015年に運行を開始した。七尾線は昨年2024年1月1日に発生した能登半島地震の影響で不通になり、翌2月までに全線の運転を再開したが、「花嫁のれん」は引き続き運休していた。
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