信越本線・北高崎~群馬八幡の豊岡新駅「だるま」に アンケート1位を採用



JR東日本の高崎支社は12月13日、信越本線・北高崎~群馬八幡に設ける計画の豊岡新駅(仮称)について、開業時の駅名を「豊岡だるま(とよおかだるま)駅」に決めたと発表した。

豊岡だるま駅が設けられる豊岡地域はだるまの生産が盛ん。【画像:kinoko17/写真AC】

高崎支社によると、新駅が設けられる豊岡地域はだるまの生産が盛んなエリア。高崎市が実施したアンケートでも多くの支持を得ていたことを踏まえ、この名称に決定したという。

豊岡だるま駅は高崎市下豊岡町に設ける信越本線の新駅。隣接駅からの距離は北高崎駅から約2.6km、群馬八幡駅から約1.4kmで、2面2線の構造を採用する。昨年2023年4月、高崎市と高崎支社が新駅の整備などに関する基本協定を締結した。

豊岡新駅(開業時は豊岡だるま駅)の位置。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット】
豊岡新駅の完成時のイメージ。【画像:高崎市】

開業時の駅名は今年2024年の6月から7月にかけ、高崎市が一般アンケートを実施。得票数で1位の「豊岡だるま駅」と2位の「高崎豊岡駅」、3位の「高崎経済大学前駅」のどれかを採用するよう高崎支社に提案していた。

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