JR東海・JR西日本の2社は12月3日、東海道・山陽新幹線「のぞみ」の普通車指定席を拡大すると発表した。自由席の一部を指定席に変更する。
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現在の「のぞみ」は1~3号車の3両が普通車自由席。このうち3号車を普通車指定席に変更する。これにより普通車指定席が1列車あたりで85席増え、普通車自由席が減る。変更は来年2025年春から実施する予定。
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「のぞみ」は1992年、東海道新幹線で運行開始。翌1993年からは山陽新幹線でも運行されるようになった。当初は全車指定席だったが、2003年から自由席を設定している。昨年2023年12月以降は年末年始などピーク期に限り全車指定席での運行が復活した。
2社は指定席の拡大について「多くのお客様に予め座席を確保して安心してご利用いただけるよう」にするためとしている。
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