西武鉄道の小川駅「改良」へ 小平市と基本協定、周辺開発にあわせ駅舎の建て替えなど



東京都小平市と西武鉄道の2者は11月13日、西武鉄道の拝島線と国分寺線が乗り入れている小川駅について、自由通路の整備と鉄道施設の改良に向けた基本協定を締結した。

小川駅の西口と協定書を締結した西武鉄道の小川周一郎社長と小平市の小林洋子市長。【画像:西武鉄道】

現在の小川駅の橋上駅舎は60年前の1964年に完成。西武鉄道の橋上駅舎としては最も古い。一方、小川駅の西口では再開発事業として西口駅前広場やビル、道路などの工事が進められている。

小川駅の改札口。【画像:西武鉄道】
基本協定締結式で署名する小川社長と小林市長。【画像:西武鉄道】

2者は「再開発事業に合わせて周辺地域と一体となったまちづくりをより一層推進する」とし、小平市は小川駅の東西を結ぶ自由通路を整備。西武鉄道は老朽化した駅舎の建て替えを行う。2025年度以降、自由通路と駅舎の設計に着手し、2031年度の事業完了を目指す。

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