西武線の東村山駅「ホームの上に2面4線のホーム」高架化工事どこまで進んだ?



西武鉄道は東村山駅付近(東京都東村山市)で進めている連続立体交差事業(連立事業)について、11月時点の工事の進捗状況を公表した。各工区で高架橋が立ち上がっており、一部の場所ではレールの敷設も始まっている。

第1工区の西武新宿・国分寺方面~東村山では新宿線側で高架橋が1線分構築され、架線柱の姿も見える。第2工区の東村山駅では、現在の地上ホームの上方に島式2面4線の高架ホームの構造物がほぼ完成。レールの敷設も始まっている。

第1工区の新宿線側。架線柱を設置した高架橋の姿が見える。【画像:西武鉄道】
第2工区の東村山駅。島式2面4線の高架ホームに加えレールの敷設まで進んでいる。【画像:西武鉄道】

新宿線の東村山~所沢・西武園方面は第3工区と第4工区に分かれる。東村山第1号踏切付近の第3工区は現在の地上線路の上方に高架橋がほぼ完成。第4工区でも新宿線側でレールの敷設が始まっている。

第3工区の高架橋。
第4工区の新宿線側。【画像:西武鉄道】
第4工区の西武園線側。【画像:西武鉄道】

この連立事業は新宿線・国分寺線・西武園線が乗り入れる東村山駅付近の線路(合計約4.5km)を高架化し、5カ所の踏切を解消するもの。都市計画法上の事業施行期間は2028年度末(2029年3月31日)とされている。

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