日南線「大雨」で一部区間が不通 代行バスまもなく運行開始



日南線(宮崎県・鹿児島県)が大雨の影響で一部区間の運転を見合わせている。JR九州は10月29日から代行バスを運行する。

日南線の列車。【画像:web36/写真AC】

代行バスの運行区間は南郷~志布志。平日のみ運行し土曜・休日は運行しない。途中、谷之口・榎原・日向大束・日向北方・串間・福島今町・福島高松・大隅夏井の8駅に停車するが、串間駅と大隅夏井駅を除き駅から50~150m離れた国道220号付近が停車場所になる。運行本数は上下計8本の計画だが、利用状況に応じて変更する可能性がある。

日南線の被害状況。【画像:JR九州】

日南線は10月22日に宮崎県で発生した線状降水帯による降雨の影響を受け、南郷~志布志の複数の場所で土砂流入や築堤の崩壊などの被害が発生。同区間での運転を取りやめている。JR九州によると現在は復旧作業中だが、運転再開までには時間がかかることから、10月29日から当面のあいだ代行バスを運行するという。

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