近鉄は9月6日、新型車両の8A系電車が10月7日にデビューすると発表した。これに先立ち撮影会や試乗会を行う。
撮影会は9月28日、近鉄京都線の近鉄宮津駅に隣接する宮津車庫で3回に分けて開催。8A系の4両3編成を並べ、正面や側面など外観のみ撮影できる。参加は事前応募・有料制で、定員は合計150人。近鉄各駅からの往復を含むツアーとして近鉄のウェブサイトで販売している。旅行代金は大阪難波発着の場合、大人2万4000円・子供1万8000円。
試乗会は9月29日に開催。行程は大阪上本町10時24分発→近鉄奈良→高の原11時25分着・11時42分発→橿原神宮前12時16分着・12時40分発→平端→天理→京都14時16分着になる。こちらも事前応募・有料制で募集人数は120人。近鉄のウェブサイトで受け付けているが、9月7日17時20分時点ではキャンセル待ちだ。旅行代金は大人8000円・子供6000円。
8A系が老朽化が進む一般車両の更新用として開発された近鉄の新型車両。本年度2024年度は48両(4両12編成)が順次導入される計画で、まず10月7日から奈良線・京都線・橿原線・天理線で運行される予定だ。
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