相鉄ゆめが丘の商業施設「通常の3倍」開業記念切符 ニールセン橋などライトアップも



相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅に隣接する大規模複合商業施設「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)の開業にあわせ、相鉄は記念切符の発売やゆめが丘駅などのライトアップを実施する。

相鉄いずみ野線のゆめが丘駅。【画像:Photo Nomad/写真AC】

記念切符は「ゆめが丘ソラトス開業記念入場券」として発売。券面のデザインは普通入場券に準じているが、大きさは縦90mm×横172.5mmの特大サイズだ。縦横の長さは通常のエドモンソン式切符(A型=縦30mm×横57.5mm)の3倍になる。発売額は160円。

「ゆめが丘ソラトス開業記念入場券」のイメージ。【画像:相鉄】

ゆめが丘駅の北口改札で7月25日から31日まで販売の予定。ただし900枚限定で売り切れ次第終了する。通信販売はネットショップ「きっぷと鉄こもの」ウェブサイトで7月25日9時から8月31日まで受け付ける。こちらは100枚限定だが、ゆめが丘駅販売分で在庫が発生した場合は通信販売分に追加して販売する。

このほか、通年販売している「ゆめきぼ切符」(ゆめが丘~希望ケ丘の硬券乗車券、280円)を7月25日~8月15日の期間中にゆめが丘駅で購入すると、「そうにゃんピンズ」(ゆめが丘駅デザイン)と「オリジナル絵馬」がセットでプレゼントされるキャンペーンを実施。ピンズのデザインは3月31日まで実施したキャンペーンと同じものになる。130セット限定でなくなり次第終了。また、期間中はゆめが丘駅に絵馬掛けを設置し、絵馬はキャンペーン終了後、寒川神社に奉納する。

ライトアップされるのは、ゆめが丘駅のホーム上屋と環状4号線架道橋で、ソラトスのオープンに先立ち7月22日から実施される。ライトアップ時間は夏季が18時30分から翌朝4時30分までで、冬季は17時から翌朝6時30分まで。相鉄はライトアップの目的について、ゆめが丘地区のにぎわいを創出するためとしている。

環状4号線架道橋は、ゆめが丘駅の二俣川寄りに設けられたいずみ野線の橋梁。アーチ橋の一種であるニールセン・ローゼ橋を日本の普通鉄道の橋梁として初めて採用した。上部のアーチ部材と下部の桁材を斜めに配置したケーブルでつないでいるのが特徴。耐震性が高いなどの利点があり、見通しがよく美観上も優れているとされる。

ゆめが丘駅のライトアップ。【画像:相鉄】
ゆめが丘駅の二俣川寄りにある環状4号線架道橋(ニールセン・ローゼ橋)もライトアップされる。【画像:相鉄】

ゆめが丘ソラトスは横浜市泉区内で最大規模となる商業施設で、7月25日にオープンする予定。ゆめが丘駅もソラトスの整備にあわせてリニューアルされ、ソラトスに直結する新しい改札口が設けられる。

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