指宿枕崎線の一部運休で「高校停車の代行バス」雨で土砂流入、再開未定



JR九州は7月1日、雨の影響で運休している指宿枕崎線・喜入~指宿(鹿児島県)について、7月3日から代行バスを運行すると発表した。

指宿枕崎線の喜入駅。【画像:fuku41/写真AC】

代行バスは7月3日から当面のあいだ、喜入~指宿で平日のみ上下計32本を運行する。このうち上下計24本は途中すべての鉄道駅に停車する「各駅停車型」。残る上下計8本は「快速型」で、途中、指宿商業高校と指宿高校のみ停車する。鉄道駅には停車しない。高校行きバスは学校関係者を優先的に案内する。

このほか、指宿7時12分発の下り西頴娃行き普通列車は車両運用の都合で発車が20分ほど遅れる見込みで、指宿駅は7時32分ごろの発車を予定している。

指宿枕崎線は薩摩半島の南側を通る鉄道路線え鹿児島中央~枕崎の87.8kmを結ぶ。6月20日から降り続く雨の影響を受け、喜入~前之浜で土砂の流入が発生。同区間を含む喜入~指宿の運行を見合わせている。JR九州によると、復旧作業は7月1日から開始したが、気象状況や作業員の安全を考慮したうえで行うため、復旧・運転計画は未定という。

※追記(2024年7月4日22時31分):7月6日の始発列車から全線の運転を再開する予定。

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