近鉄けいはんな線「土砂崩れ」一部区間が運休中



奈良県生駒市内で6月28日に発生した土砂崩れの影響を受け、近鉄けいはんな線の一部区間が運休している。再開のめどは立っていない。

近鉄けいはんな線の東生駒トンネル(右)。【撮影:草町義和】

土砂崩れは生駒市辻町で発生し、けいはんな線の東生駒トンネル(生駒~白庭台)の坑口付近に土砂が流入した。この影響で近鉄は6月29日16時35時点で同線の新石切~学研奈良登美ヶ丘の運転を見合わせており、新石切駅での折り返し運転を実施。6月29日は終日運休を決めている。

近鉄はすでに復旧作業に入っているが「大量の土砂の撤去が必要なため、相当時間がかかる見込み」としており、6月30日以降の運転再開のめどは立っていない。

※追記(2024年7月1日13時42分):7月1日始発から運行を再開した。

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