東京メトロ南北線・有楽町線の分岐線「都市計画変更」決定 東京都



東京都は6月17日、都市高速鉄道の第7号線(東京メトロ南北線)と第8号線(東京メトロ有楽町線)について、分岐線の整備に関係する都市計画の変更を決定した。

JR品川駅と東京メトロ南北線の列車。【撮影:草町義和(駅舎)・鉄道プレスネット(車両)、加工:鉄道プレスネット】

両線とも都市計画を定める土地の区域を変更。南北線分岐線は港区の高輪3丁目・高輪4丁目・白金台1丁目・白金台2丁目・白金台3丁目・白金台4丁目・白金2丁目の各地内を追加した。

有楽町線は分岐線関係として、江東区の豊洲4丁目・豊洲5丁目・枝川1丁目・枝川2丁目・枝川3丁目・塩浜2丁目・東陽2丁目・東陽3丁目・東陽4丁目・東陽5丁目・東陽6丁目・千石2丁目・千田・扇橋2丁目・猿江2丁目・住吉2丁目の各地内を追加。また、分岐線の整備に伴う豊洲駅の改良で江東区の豊洲2丁目・豊洲3丁目・豊洲4丁目・豊洲5丁目の各地内を追加するとともに、江東区豊洲5丁目地内を削除した。

南北線分岐線の平面図。【画像:東京都】
有楽町線分岐線の平面図。【画像:東京都】

南北線分岐線は品川~白金高輪の約2.5kmを整備。有楽町線分岐線は豊洲~住吉の約5.2kmを整備する。開業は2030年代半ばの予定。

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