東京メトロ有楽町線「全線ワンマン化」8月から



東京メトロは7月20日、有楽町線・小竹向原~新木場で8月6日からワンマン運転を始めると発表した。

東京メトロ有楽町線で運用されている17000系。【撮影:鉄道プレスネット】

有楽町線では2015年から、和光市~小竹向原で運転士のみ乗務するワンマン運転が実施されている。東京メトロは残る小竹向原~新木場でも準備が整ったとし、有楽町線の全線ワンマン運転化を決めた。ダイヤの変更などは行わない。

東京メトロによると、同線では自動列車運転装置(ATO)による自動運転が行われており、ドア開閉時は運転席のモニターで乗り降りの状況を確認。ホームドアには支障物を検知するセンサーが設置されている。

車両とホームのあいだが広く開いている場所には可動ステップを設置し、踏み外しや転落防止を図っている。車内で異常が発生した場合は運転士か総合指令所の指令員が通話機能付きの非常通報器で状況を把握し、適切に対応するという。

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