西武鉄道『ムーミン』ラッピング列車、飯能デジタルラリーにあわせ運行



西武鉄道は3月5日から、池袋線などで40000系電車を使用したラッピング列車「Moi! MOOMIN HANNO(モイ!ムーミンはんのう)ラッピングトレイン」を運行する。埼玉県飯能市で行われる『ムーミン』をテーマにしたイベントの一環。

「Moi! MOOMIN HANNO ラッピングトレイン」のイメージ。【画像:西武鉄道】

40000系の第40152編成(10両)を使用。『ムーミン』キャラクターのイラストで車体を装飾し、先頭部にはヘッドマークを掲出する。デザインは2両ごとに異なり、車内はオリジナルのマナーステッカーを掲出。西武鉄道は「車内外でムーミンの世界観を味わえる車両」としている。

ラッピングやヘッドマーク、車内ステッカーのイメージ。【画像:西武鉄道】

3月5日から当面のあいだ、池袋線と狭山線、西武有楽町線で運行される予定。東京メトロ有楽町線・副都心線や東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線にも乗り入れる。3月18日に開業する東急新横浜線・相鉄新横浜線方面には乗り入れない。

運行中は西武鉄道の公式スマートフォンアプリ「西武線アプリ」で走行位置を確認できる。このほか、ラッピング列車の運行に伴う記念乗車券の発売も予定されている。

『ムーミン』はフィンランドの作家トーベ・ヤンソン(1914~2001年)の小説・絵本・漫画。飯能市内には『ムーミン』のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」がある。西武鉄道と奥むさし飯能観光協会は飯能エリアやムーミンバレーパーク来訪者に飯能の市街地を回遊してもらえるよう、デジタルラリー(3月5~31日)を企画。これに伴いラッピング列車の運行も企画された。

《関連記事》
西武線の5駅「無人化」3月から 秩父方面の山間部、利用者数最少の駅も
西武「拝島ライナー」平日朝の上り列車、指定料金や発売方法など決定 3月20日から