西武鉄道の小手指基地「小田急8000形」到着 ロイヤルブルー「とても輝いている」



西武鉄道の小手指車両基地に5月20日、小田急電鉄8000形電車が到着した。西武鉄道が公式X(旧Twitter)アカウントで明らかにした。西武鉄道が計画している「サステナ車両」の第1弾。

小田急電鉄の8000形。【画像:8700F/写真AC】

西武鉄道のXアカウントは小手指車両基地に到着後の8000形の写真を公開。先頭車の車両番号から8000形の第8261編成(6両)とみられる。「ロイヤルブルーの帯がとても輝いていますね」との言葉を添え、8000形の外観デザインに注目していることを強調している。

8000形が小手指車両基地に到着したことを伝える西武鉄道のXアカウント。

サステナ車両は他社から譲り受けたVVVFインバーター制御車両のことで、西武鉄道独自の定義による造語。従来車両をサステナ車両に更新することで電力消費量の削減を図る。本年度2024年度は国分寺線に8000形の6両編成1本を導入する計画。その後も8000形に加え東急電鉄9000系も譲り受けて順次導入する計画だ。

西武鉄道は小手指車両基地に到着した8000形について「国分寺線での営業運転開始に向け着々と準備していきます」としている。具体的な営業運行の開始時期などは明らかにしていない。

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