京成電鉄「スカイライナー」10周年 タカラトミーと共同キャンペーン、SNS活用



京成電鉄は1月17日から、タカラトミーとの共同企画「#ぼくのスカイライナー」キャンペーンを開始した。成田空港アクセス特急「スカイライナー」のAE形電車(2代目)デビュー10周年を記念した企画。実施期間は3月15日まで。

プラレールの「スカイライナー」。現在運行されているAE形をモチーフにしている。【画像:京成電鉄】

ツイッターかインスタグラムでハッシュタグ「#ぼくのスカイライナー」とともに、タカラトミーが販売している鉄道玩具「プラレール」シリーズの「S-54 京成スカイライナーAE形」の写真を投稿すると、抽選で京成の成田空港アクセス特急「スカイライナー」体験乗車と車両基地見学会に招待する。

また、京成立石駅(東京都葛飾区)では同駅構内に設置しているプラレールのジオラマ「けいせいたていし プラレール駅」にスカイライナーが登場。キャンペーンに先立ち1月10日から、現在のスカイライナーで使われているAE形電車(2代目)のデビュー10周年を記念したジオラマも展示されている。

「スカイライナー」は東京と成田国際空港を結ぶ京成の特急列車。1972年に専用車両のAE形電車(初代)が完成したが、成田空港の工事が反対運動の影響で大幅に遅れたため、1973年から京成上野~京成成田間の特急として暫定的に運転を開始した。

SNSに投稿する写真のイメージ。【画像:京成電鉄】

1978年には成田空港の開港に伴い、AE形の「スカイライナー」が京成上野~成田空港(現在の東成田)間で運転を開始。1991年からAE形に代わる新型車両のAE100形電車が導入された。2010年には運行ルートを現在の成田空港線(成田スカイアクセス線)に変更し、車両も最高速度160km/hのAE形電車(2代目)に一新している。