秩父鉄道の夜行列車シリーズ「過去最長」6000系と朝の温泉楽しむツアー



夜行快速「いでゆ」で使われる6000系。【画像:秩父鉄道】

秩父鉄道と日本旅行大阪法人営業統括部は「秩父鉄道6000系夜行快速『いでゆ』熊谷行と秩父温泉朝風呂の旅」と題した車中1泊2日ツアーを企画した。10月30~31日と11月13~14日の計2回、実施する。

経路と時刻は、熊谷23時30分発→行田市→羽生→熊谷→寄居→三峰口2時35分着・3時40分発→長瀞4時19分着・5時00分発→親鼻→秩父(運転停車)→御花畑5時38分着・8時43分発→大野原(運転停車)→長瀞(運転停車)→波久礼(運転停車)→小前田→大麻生→石原→熊谷10時22分着。車両は6000系電車を使用し、列車の前後にはオリジナルヘッドマークを装着する。

三峰口駅では、参加者専用の撮影会を実施。御花畑駅に到着後は西武秩父駅前温泉「祭の湯」で温泉に入浴し、朝食を取る。秩父鉄道の夜行列車ツアーはこれまでにも何度か実施されているが、今回の所要時間は10時間52分(御花畑滞在時間を含む)で、過去最長になるという。

旅行代金は2席占有プランが大人1万8500円・子供1万8000円、1ボックス占有プランが大人3万4800円・子供3万4300円。申込みは9月21日15時から、日本旅行大阪法人営業統括部のウェブサイトなどで受け付ける。

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