名鉄の金山駅で「ホームドア」実証試験 「多種多様」に対応できるか検証



名鉄は4月9日、名古屋本線の金山駅でホームドアの実証試験を実施すると発表した。実用上の課題などを検証したうえで本格整備の検討を進める。

名鉄線の列車。【画像:名鉄】

実証試験は10月から来年2025年3月ごろまで実施する予定。金山駅の上り3番線ホーム(神宮前寄り)にホームドア1扉分を設置する。ホームドア付近には警備員を配置する。

金山駅でのホームドアの設置イメージ。【画像:名鉄】
実証試験でのホームドアの設置場所。【画像:名鉄】

名鉄のホームドアは現在、小牧線・上飯田駅と空港線・中部国際空港駅の2駅のみ設置されている。同社は金山駅での実証試験について「多種多様な車両や異なるドア位置等に対応できるかを検証するため」としている。

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