山形新幹線の新型「つばさ」E8系、デビューに先立ち試乗会



JR東日本は山形新幹線の新型車両「E8系」のデビューに先立ち、E8系の試乗会を来年2024年3月6日に開催する。

山形新幹線「つばさ」に導入される新型車両のE8系。【画像:JR東日本】

試乗列車の運行区間と時刻は山形15時20分ごろ→新庄16時30分ごろで片道のみ。山形県在住の150組300人を招待する。応募はJR東日本ウェブサイト内に開設された専用サイトで受け付けている。募集期間は1月12日23時59分まで。

E8系は3月16日のダイヤ改正にあわせて営業運転を開始する、山形新幹線「つばさ」の新型車両。東北新幹線に乗り入れる区間では最高速度を従来の275km/hから300km/hに引き上げ、東京~山形・新庄の所要時間を4分短縮する。全席にコンセントを設置したほか、ハンドル形電動車椅子に対応した3席分の客室スペースと多目的トイレ、多目的室を設けてバリアフリー化を推進した。

当初は下り「つばさ131号」と上り「つばさ122・124号」で運用するほか、下り「つばさ149・157号」と上り「つばさ144号」も基本的にはE8系で運行される。いずれも東京~福島は東北新幹線「やまびこ」との併結運転。「つばさ131・124号」は上下それぞれの最速達列車になる。

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