東急新横浜線の新綱島駅「直結タワマン」商業施設が12月6日から順次オープン



新綱島駅前地区市街地再開発組合と同組合員の東急は12月6日から、東急新横浜線・新綱島駅(横浜市港北区)に直結する高層複合施設「新綱島スクエア」の商業施設部分を順次オープンする。

東急新横浜線の新綱島駅(2023年3月、開業前の報道公開)。【撮影:草町義和】

商業施設部分は13店舗で店舗面積は約2580平方m。1階には飲食店「タリーズコーヒー」「一風堂」に加え生花店や銀行など計5店舗が出店する。2階にはスーパーマーケット「東急ストア」と鍼灸・リラクゼーション「トータルケア綱島」、調剤薬局の3店舗が出店。3階には内科・小児科・眼科・皮膚科・歯科の五つの診療科があるクリニックモール「メディパーク新綱島」が出店する。

まず調剤薬局を除く1・2階の店舗が12月6日にオープン。調剤薬局とメディパーク新綱島は来年2024年1月にオープンする。このほか、4・5階に設けられる横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」は3月24日に開館する予定で、一般利用は4月1日からになる。

新綱島スクエアは地上29階・地下2階の高層建築物。高さ約100mの高層棟と約40mの低層棟で構成され、地下2階で新綱島駅と直結する。高層階は分譲タワーマンション「ドレッセタワー新綱島」になる。地下で新綱島駅と接続する。

新綱島駅の工事ヤード(2020年3月)。ここに新綱島スクエアが建設され、地下には新綱島駅が設けられた。【撮影:草町義和】
ほぼ完成に近づいていたころの新綱島スクエア(2023年4月、右)。【撮影:草町義和】

新綱島駅は今年2023年3月、東急新横浜線の中間駅として開業。東急東横線・綱島駅から東へ100mほどの地下に建設され、地上の再開発計画の一環で新綱島スクエアが建設された。

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