トキ鉄「雪月花」二人の記念日に乗れる切符プレゼント 「設立日」にちなんだ企画



えちごトキめき鉄道活性化協議会の上越市マイレール推進部会(事務局:新潟県上越市交通政策課)は、夫婦や恋人など二人の記念日に観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」に乗車したい人を募集する。

「雪月花」の「記念日切符」の案内。【画像:えちごトキめき鉄道活性化協議会】

11月22日「いい夫婦の日」にちなんだ企画。抽選でペア2組(4人分)に、それぞれのペアが記念日としている日に「雪月花」に乗れる「記念日切符」をプレゼントする。切符は2024年12月末まで有効。

応募できるのは上越市民や上越市にゆかりがある人で、記念日がある夫婦・恋人・パートナー。乗車後にSNSやブログなどで発信できることも応募の条件になる。上越市は「上越市にゆかりがある人」を「本人や親族が上越市出身、上越市に行ったことがある、上越市に行ってみたい、上越市への熱い想いを持っている」と定義している。

応募は上越市のウェブサイトからアクセスできる専用フォームで受け付けている。応募期間は10月31日まで。推進部会は「お二人の素敵な記念日を雪月花で過ごしませんか」と呼びかけている。

えちごトキめき鉄道は2015年、北陸新幹線・長野~金沢の延伸開業に伴い新潟県内の並行在来線の経営を引き継いだ第三セクター。翌2016年には眺望性を向上させた新造気動車のET122形1000番台を導入し、観光列車「雪月花」として運行している。

えちごトキめき鉄道の列車。【撮影:草町義和】

並行在来線の経営を引き継ぐ5年前の2010年11月22日、準備会社「新潟県並行在来線」として設立。2012年に現在の社名に変更した。えちごトキめき鉄道の設立日が「いい夫婦の日」であることから、推進部会は「雪月花」の切符をペア向けにプレゼントすることを企画した。

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