いすみ線（千葉県）を運営する第三セクターのいすみ鉄道は9月10日、台風13号の影響による被害状況や当面の運行計画などを発表した。9月13日にも一部区間の運行を再開するが、全線再開の見通しはたっていない。
同社によると、9月10日時点で確認されている被災箇所は6件。城見ケ丘～大多喜で道床の土砂流出が発生したほか、西畑～上総中野は3カ所で道床の土砂流出が発生した。総元～西畑や上総中野駅構内でも線路脇の土手の崩落が発生した。
当面は平日に代行バスを運行する計画で、大原～大多喜は9月13日の復旧を目指し調整中。ただし千葉県内で台風被害が多発したため工期の遅れが予想されており、再開時期が遅れる可能性もある。残る大多喜～上総中野は復旧の見通しがたっていないという。
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