東大阪市が大阪モノレール延伸で駅前広場設計料など計上 2020年度予算



東大阪市の本年度2020年度予算が2020年4月の第1回定例市議会で決まった。一般会計予算は総額2033億9700万円。

大阪モノレール線の瓜生堂駅の予定地。近鉄奈良線の線路の上に設けられる。【撮影:草町義和】

鉄道関係では「大阪モノレール南伸事業」として2億4910万円が計上された。鴻池新田駅前交通広場や瓜生堂駅前交通広場の設計委託料などに使われる。

大阪モノレール南伸事業は、大阪高速鉄道が運営する大阪モノレール線を門真市駅から東大阪市内の瓜生堂駅(仮称)まで8.9km延伸するもの。途中に4駅が整備され、このうち鴻池新田・荒本・瓜生堂の3駅は東大阪市内に設けられる。

昨年2019年3月に大阪高速鉄道が軌道事業特許を受け、今年2020年4月に工事施行認可を受けた。2029年の開業を予定している。