相鉄「そうにゃんトレイン」10年目は歴代デザイン勢ぞろい 相互直通区間での運行は?



相鉄は3月22日、「十代目そうにゃんトレイン」を3月27日から運行すると発表した。10年目を記念したデザインで装飾する。

「十代目そうにゃんトレイン」の先頭部(左)と側面ラッピングのイメージ。【画像:相鉄】

車両は10両編成の11000系を使用。1号車に「初代」、2号車には「2代目」というように、歴代の「そうにゃんトレイン」のラッピングを9号車まで施す。10号車は10周年を記念したデザインで装飾。相鉄は「そうにゃんの楽しそうな表情やうれしそうな様子など、かわいらしい表情」を楽しめるようにするとしている。

車内ラッピングのイメージ。【画像:相鉄】

また、「九代目そうにゃんトレイン」に設置している「そうにゃんつり革」を「十代目」でも使用するとともに、過去に設置していたつり革を設置。つり革の本数は従来は1両につき2カ所だったが3カ所に増やす。

「七代目そうにゃんトレイン」から設置している「そうにゃん柄の座席シート」は、運行開始後、歴代「そうにゃんトレイン」のラッピングで使用したデザインに順次変更される計画だ。

つり革(左)と座席のイメージ。【画像:相鉄】

運行期間は3月27日から来年2024年3月下旬頃の予定。本線・横浜~海老名といずみ野線・二俣川~湘南台で運行される。今年2023年3月18日に全線開業した相鉄新横浜線や、JR線・東急線などの相互直通区間では運行されない。

初代(右)と二代目(左)の「そうにゃんトレイン」。【画像:相鉄】

「そうにゃんトレイン」は相鉄のマスコットキャラクター「そうにゃん」をモチーフにしたラッピング車。2014年に初代の「そうにゃんトレイン」が登場し、その後も毎年デザインを変えながら運転されている。車両はデビュー以来、11000系が使われている。

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